東京医大不正入試のクラウドファンディングでの被害者支援が胸熱

時事

今まで、大きな組織と戦う人へのクラウドファンディングというものがあればいいのになと思ってたのですが、遂に出て来ましたね。

 

東京医大の入試不正受け、受験生の弁護団がクラウドファンディング開始「当事者の多くは20代の大学生や受験生。費用を払えない」
東京医科大の入試不正を受け結成された「医学部入試女性差別対策弁護団」は10月24日、都内で会見を開き、同大に対し、女性受験生ら20数人で成績開示や慰謝料の請求を行うと発表した。 開示結果次第では個別の訴訟も考えられるため弁護団は同日、クラウドファンディングサイト「Ready for」上で、訴訟費用や弁護団の活動費250...

 

東京医科大学不正入試の被害者たちは20歳前後で収入もあるわけではなく、司法決着で戦うのも難しいです。学生に限らずこういったトラブルに巻き込まれた人たちはお金も時間も専門知識も十分じゃないことが普通なため、大きな組織と戦う時は苦境に立たされます。

 

今回の件を皮切りに、今後こういう案件ではクラウドファンディングで支援を募るというトレンドができたらいいと僕は強く思っています。

 

 

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1.クラウドファンディングで資金を集めることの意味と意義

勿論被害者たちがお金を出し合って弁護団を結成してもそれなりに戦えますが、もし仮に自分の職―食い扶持―を失うような案件でしたら、貯金を切り崩したり最悪持ち家を売って争わざるを得ません。被害者側が自分の身を削って戦いつつ、大きな組織は顧問弁護士に投げて戦っている図式にくさびが入り始めるはずです。

 

で、もう一つこれ大事です。クラウドファンディングで資金を集めることとして次の意義があるはずです。

 

・「この件に関して怒っている国民はこれだけいるんだ」という民意

・PR効果

 

何か大きな事件が起こった時に、だからといって「じゃあ俺が被害に遭った人を助ける」と、被害者の人生を丸抱えして助けようとする人なんていません。ただし「酷い」「許せない」と思う国民は沢山います。クラウドファンディングなら、匿名で支援もできますので、恐らく日本人に合ったやり方です。

 

以下、クラウドファンディングの申し込みページです。

医学部入試における女性差別を認めない。弁護団活動にご支援を。 - クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)
医学部入試における女性差別対策弁護団は、東京医科大学入学試験での性差別的な得点操作による被害者の救済と再発防止を目指して結成された弁護団です。平成30年8月25日に実施したホットライン以降受験者... - クラウドファンディング Readyfor

 

2日程度で230人あまりから400万以上集めています。

こういうのって金持ちが数人大金を入れるよりは多くの一般人が少額を入れる方が民意の反映を証明してくれるのですよね。

 

今後、弁護士事務所も「クラウドファンディングによる活動費調達」をサービスに入れたらどうかしら。

 

 

 

2.こういうことにもクラウドファンディングを募ってみたらどうでしょうか?

何年も前にアメリカでは妊娠した女性が「子育てのための資金をクラウドファンディングで募る。集まらなかったら中絶する」とかいう募集をしていましたが、基本的に結構とんでもないことでもクラウドファンディングは募れます。

(この件に関しては、カトリック系の「中絶を認めない」団体への当てこすり説があったそうです。真偽は僕も詳しく知りませんが)

というわけで、日本でも次のようなことが起こったらクラウドファンディングを募ってみるというのはどうでしょう?賛否はあるかもしれませんが、僕だったら支援したいです。

 

 

①国賠や、大企業と戦う時の訴訟費用

JR福知山線事故や東電の賠償問題、古くは水俣病の件など、こういう案件で国と戦うのは大変です。クラウドファンディングを募って大量の資金が集まれば民意の反映にもなります。

訴えられた大きな組織の中の人がこっそり支援してたら面白いです。

 

 

②痴漢冤罪で職を失った人の生活資金

痴漢で係争して数年、冤罪が晴れたからと言って職場に戻れる保証はありません。その際は今後の生活費をクラウドファンディングで貰ってみましょう。

その人の年齢が何歳かによって変わりますが、残りの生涯賃金が集めるのは難しいですが、集まるにせよ集まらないにせよ、その行動に対して批判する人が出るにせよ、炎上したらそれはそれで注目されます。

冤罪被害の一つの問題は、事件が起こったら大きく取りざたされるのに、冤罪が晴れてもあまり大きく取り上げられないということです。

「冤罪で職を失った人、クラウドファンディングで1億円を集める」

とか嫌でも注目してしまいます。とりあえず「自分が痴漢したことは嘘だ」ということだけは確実にみんなに知ってもらえます。

まあ、開き直ってタレントのように振る舞うことが出来る人はそうそういませんが、活動をサポートしてくれる人が優秀ならば十分可能です。

 

 

③内部告発して組織と戦う人の活動費・職を失った人への生活費

上記①と②を合わせたようなものですが、内部告発することによって「解雇」されずとも組織自体が倒産して自分の職を失うケースもあります。

この件ですと「自分も不正に手を染めておいて」と思う人もいれば「よく言った」と思う人もいます。

その人の行動を称賛しても「じゃあうちが雇う」と言い出す人は日本ではなかなかいませんが、クラウドファンディングで支援しようかなという人はいるかもしれません。

 

今後こう言ったクラウドファンディングがトレンドになれば面白いです。問題も怒るかもしれませんが、何か斬新なことやれば問題は絶対出てくるものなのでそこは仕方ないです。

 

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