企業のリファレンスチェック懐疑説を提唱する

時事

この記事に書かれていること

・リファレンスチェックって本当に機能するの?
・リファレンスチェックが思い通りにいきそうにない理由

 

 

 

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リファレンスチェックとは?

会社によっては求職者が前職でどんなパフォーマンスだったか、嘘をついていないか等を元上司に問い合わせることをリファレンスチェックといいます。

 

興信所の広告にも「こんな先行きが分からない時代だからこそちゃんとした人を採用したいよね」「最近リファレンスチェックの依頼が増えています!」といったフレーズが載っていますし、外資系に勤めていた友人からもリファレンスチェックの話は耳にしたことがあります。

さて、そんなリファレンスチェック、果たして本当に頻繁に行われているのでしょうか?

 

 

 

そもそも組織側としては問い合わせられても対応に困ることがある

僕の経験談ですが、以前退職した人の素行について問い合わせが来たことがあります。

それを受けた担当者も「どう答えるよこれ…」と言わんばかりに対応に苦慮していました。

別に退職した元社員の素行や評判が悪いわけではなく、社員の情報は個人情報になるため、どう取り扱ったらいいか分からなかったようです。

 

結局は「本人が申告していた時期まで確かに弊社に在籍していました」ということ以上は答えられませんでした。

勝手に答えて後々問題になっても困るし、相手が求める粒度で本気で回答するならば「上の者に相談」は必須になります。

興信所が上手に調べるならばともかく、会社に直接電話しても深いことは教えてもらえないことの方が多いのではないでしょうか?

 

 

 

そもそも会社はリファレンスチェックに対して真面目に本音で回答する義務があるのか?

取引関係や利害関係があるならばともかく、そうでもないならば問い合わせに対して真面目に答えてあげる必要やメリットはどこまであるのかというのは引っかかるところです。

「こいつは会社の金に手を出したやつだ!採用するのはやめておけ!」くらいならば言ってもいいですが。

ただ、もし僕が対象の社員の上司ならば、当該社員がまだ在籍中でかつ、パフォーマンスが低くてさっさと退職してもらいたい場合は、リファレンスチェックに対して「彼は優秀ですよ。今後の彼のキャリアを是非応援したいです」と褒めちぎって押し付けます。

実際国家公務員なんかでもA評価を付けてよその官署に人事異動で押し付けるという話はあるそうですし。

 

 

 

チェックに意義はあるとは思う

前述の通り、会社によっては問い合わせに対して答えようがないことも結構あります。

ただ、現実の求職者は在籍期間や前職の会社から詐称しているようなこともあるので、そこの部分だけでも確認できることには意義があります。

より詳しく本人のことを確認するには

・SNSのエゴサーチをしてみる
・会社の噂好きで口の軽い人に何気に近づいて聞いてみる
・求職者の取引先にアプローチしてみる(求職者の態度が悪く恨みがあれば本音を言ってくれる可能性は高い)

等が考えられます。

まあそれを社内のリソース(人と時間)を使ってやるのは限界があるから興信所に頼むことにはなるのでしょうが…

 

以上、リファレンスチェックについて個人的な見解をまとめました。

あくまでこれは僕の経験と考察ですので、実態はまた違うのかもしれませんが、もし経験談などありましたら聞かせてください。

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