なぜ公務員は問題をおこした身内に甘いのか?

時事

「〇〇市職員、飲酒運転」
みたいな大きな事件を起こして表ざたにでもならないかぎり、公務員はなかなか懲戒処分にならないです。

 

時々新聞で公務員の不祥事が取り上げられていますが、現実には表沙汰になっていないだけで唖然とするようなことは全国で山のように起こっているのではないかということは、想像に難くかりません。

 

事件を起こしたまでと言わなくても、ちょっとした職務怠慢や能力欠如には甘いです。

僕も何年も前に出先機関で住民票をもらいに行ったときに堂々と奥でジャンプを読んでいた職員を見たこともあります(確か10時半頃なので勤務時間ど真ん中のはず)。

なぜ、公務員はこんなに身内に甘い体制になっているのでしょう?
今回は一つの切り口からまとめました。

 

 

 

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職務専念義務や命令違反、業務の懈怠といったことがそうそう簡単に処分されない内情

1.まず「これまで何を指導していたの?」と聞かれる

問題のある職員を処分するために、上に実情を報告すると、最初に尋ねられます。

 

「これまで問題を起こす兆候はなかったか?」
「これまできちんとその職員へは指導や注意をしてきたのか?」

そういった職員(特に歳がいっている人ならば)に対しては腫物に触るように放置している管理職が多いのでこんな質問されてしまうと答えに窮してしまいます。

実際に問題職員に正面から対応するよりも放置する方が手間が少ないのが実情です。

 

 

2.「こんな人がいても回る部署ならば来年から人員減らしてもいいよね?」

本気で上の人はそう考えます。

使い物にならないどころか足を引っ張ってる人を他の職員が必死でフォローしているだけなのに、そんなこと言われたら周りの人もゲンナリです。

特にシフト制現業職でしたら、それぞれのシフトから一人ずつ削られてしまうこともあるので、みんなが苦しむことになります。

 

 

3.今後の指導計画について問われる

以前公務員の人事評価について触れましたが、こういったケースであっても「どう当該職員を指導するか」について問われることにもなります。

 

公務員の人事評価 | なぜ無能職員でも「B評価」なのか?
こんばんわ、幹事長です。 公務員の人事評価は「身内に大甘」と言われています。 確かにそのような実情は否めません。 「予算も限られているし、パフォーマンスの悪い人に順当に給料払うのはもったいない&不公平だ!」...

 

 

以上のように、表沙汰になっていない程度の問題を起こす職員を処分することは、我慢して面倒見るよりも高いハードルになってしまっているのが現状です。

 

まあ、管理職が根気強く指導してそれでも改まらない結果でしたら処分にまで持っていくことはできるのでしょうが、大抵の場合放逐され続けてきているので今更何らかの矯正をすることもめんどくさいと思っている人が多数と考えられます。

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