任意団体のメンバーにデザインを頼むときお金を払うべき理由

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1.ただほど高いものは無いし、責任を求めることはできない

「新しい団体を作るから、WEBや、ロゴ、広告を作りたい」
という時のお話をします。

訴求力のあるデザイン論についてはここでは話題に出しませんのでご了承ください。

WEBやロゴも、普通の人が根気強く作れば、確かにそれなりのクオリティのものは出来ますが、息の長いものを作ろうとしたらデザイナーないし、デザインを勉強している人に頼めば、いいものができます。

何より予備知識があるならまだしも知識ゼロからワードプレスやペイントツール等の勉強を始めるくらいなら、代表がやるべきことは他にも山ほどあります。

 

 

2.ロゴの作成は一般の人が思っている以上に膨大な手間がかかる

組織の理念やビジョン等を背景に、どういうイメージを想起させたいかを踏まえてデザインするためには想像以上にコミュニケーション力が求められます。

優秀なデザイナーはクライアント以上にクライアントのやりたいことを把握していることもあります。そんなデザイナーの気持ちを知らない、悪気ないクライアントの発言に対するデザイナーの怒りはありとあらゆるところに載っています。今日もどこかでデザイナーを怒らせているクライアントがいることでしょう。

「何となく~な感じで」

「(色塗りまで済んだところで)うーん、やっぱり縦書きより横書きの方がいいや…」

「(十分ヒアリングに答えてないくせに)早くやってよ…」

などなど。デザイナーの地雷は普通の人が気づきにくいところにもあります。

 

 

3.「私が作ってあげますよ」と言われても払う姿勢は大事

もしも設立団体のメンバーまたは周囲の人にデザインが得意な人がいて、
「私が作りますよ」
と言ってくれた際も、その人には対価を払うべきです。

「お金なんていいよ、いいよ、大丈夫だよ」

と言われたとしても、それでも無償でやってもらうことは今後の団体運営のためにもデザイナーのためにもいいことではありません。

 

その理由として、ひとつはまだデザインを本業にしていない人でも、そういう人は他の人からの依頼を有償で受けていることも多々ありますし、そうでなくとも本当に暇な人もそういません。

「他の(有償の)仕事が割り込んだ」「バイトが忙しい」「課題が忙しい」「本業が・・・」と言われて頼んでいたプロダクトが締め切りに間に合いそうにない!というときに無償(買い叩きも含む)で頼んでいたならば、「何が何でもやってくれ」と強く言えません。

逆にお金を払ってさえいれば「引き受けたことは最後までやって下さい」と多少の無理も求めることが出来ます。納期遅れの言い訳に聞く耳持たなくてもいいです。

プロダクトが上がってこなかったら困るのは株式会社も任意団体も同じです。

 

もう一つは、これはデザイナーの専門性に対する敬意と価値の問題です。

ある程度以上のクオリティのものを買い叩くのは、デザインに対する相場を大きく下げ、ひいては他のデザイナーのモチベーションを大きく下げることになります。

その結果、中長期的にはデザイナー業界にいい人材が集まらなくなってしまうことに繋がります。
(実際介護や外食業界なんかすでにそうなっていますね)

 

それに、僕がリーダーをやるときは、ステークホルダーには得をしてほしいと個人的には思いますので、専門的なことに対しては可能な限り対価を用意しています。

まあ親しい人相手ならば多少お友達価格にしてもらうなど、甘えてしまってもいいと思いますが。

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