公務員の副業解禁が難しい理由

働き方

公務員の場合、生活を保障する代わりに雁字搦めにした方がいいのでは…という気もします。

 

 

スポンサーリンク

副業解禁の流れが進んでいるのだが…

近年話題に出ている「働き方改革」は残業時間や休暇の取得について言及されていますが、同時に副業の解禁についても話が出て来ています。

民間企業でも社員の疲労蓄積や情報持ち出しを防ぐために副業の禁止を就業規則に記述しているところが多かったですが、この先は副業解禁の方向に進んでいく流れです。

#余談ですが、僕の後輩の勤めていた会社では、景気が悪くなった時に週休三日にして基本給を下げて「生活苦しかったら兼業やってくれ」と言ったところもあるそうです。

 

ただ、公務員でもそこまでスムーズに「副業解禁」の方向に話が進んでくれるかというと、僕は難しいのではないかと判断します。

今回はその理由について、まとめました。

 

 

 

公務員の兼業解禁はクリアするべきハードルがいくつもある

確かに公務員でも、兼業を容認していこうかという方向に話を進めていく流れが出来ています。

ただ、公務員が兼業を解禁するのは非常に厳しいものと考えられます。それをクリアできれば公務員の兼業も解禁できるはずですが。

#検証が甘いまま法案を通して骨抜き・無茶苦茶な運用になってしまうという未来もあり得ますが…

 

 

 

危険視するべきは利益誘導と許認可担当者の兼業

兼業が禁止される理由として職員には職務に専念してもらいたいということもありますが、公務員の場合は、また別の問題が出てきます。

国家でも地方でも、部署によっては民間企業の許認可を担当する部署もありますし、国策として億単位の業務を発注することもあります。

もし兼業を無節操に許可してしまった場合、職員が兼業先の企業への利益誘導を行ったり、許認可先に便宜を計ること等の問題が起こるリスクが非常に高いです。また、本人がその気がなくとも、結果として誤解(曲解も含む)されることも十分にあります。

 

ただでさえ、現状でも国税OBが税理士として付いた会社へは強気に税務調査が出来ないというような問題も起こっていますので、これ以上ワルサができる土壌を増やすべきではないでしょう。

 

 

 

限定的な分野で許可を行うホワイトリスト方式が現実的

現時点でも、公務員の兼業は完全に禁止されているわけではなく、兼業申請を行い、許可を得た場合のみ認められています。

現実的に想定されているのは農業と不動産投資がメインですし、他の兼業を申請してもいい顔されないのが現状ですが…

 

ただ、役所の業務と兼業先とが完全に関係がないなんていうところはまずありません。

飲食店のバイトでも、保健所が絡むことがあります。

 

兼業している職員の利害関係になる部署には配属しない…という手もあるにはあります。

ただしそれは、現状の様に兼業している職員がマイノリティであれば何とかなるのですが、全員…とまでは行かないにせよ多数の職員が兼業するようになった場合、それを取り込んだ人事異動となると人事担当者の頭が痛いことになります。

兼業が解禁されるからその申請受理・管理のために人員が追加されればいいのですが…

 

 

 

では、公務員がおおっぴらに兼業をするのは難しいのか?

会社が兼業を容認する理由として、社員の想いを尊重…というのもあるのでしょうが、もう一つ「会社で社員の待遇を将来にわたって保証するのは難しいので、金銭的な自己防衛もスキルの取得も自助努力で頑張ってほしい」という意図が見て取れます。

 

公務員の場合「テキトーな仕事して税金泥棒が」という人もいますし、確かに「この仕事量でこんなにお金貰っていいのかな」と思うような部署もあります。

ただし、許認可の権限やクリティカルな情報を持っている手前、公務員は私生活でも雁字搦めにされています。

利害関係者とのやり取りは「こんなことでも?」という内容でも抵触することもあります。

#それを分かったうえで、公務員をハメにくる人もいるので、担当部署によっては警戒心が強くないとやってられません。

 

その結果公務員の場合「年功で家族を養う程度は保証するけど、兼業とかはご遠慮ください。」というスタンスがこの先も続くのではないかなと思います。

勿論今の状態がベスト…というわけでもないのですが。

 

会社にバレない最強の副業【新装版】: 稼ぎたければサイトをたくさんつくりなさい。 アドバンスブックシリーズ | 櫻井カズチカ | 工学 | Kindleストア | Amazon
Amazonで櫻井カズチカの{ProductTitle}。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

 

 

 

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました